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12年連続クオリティー評価1位の仁川空港。その便利施設や最新設備


2017年10月、空港のサービスの品質などを評価する国際空港評議会(ACI)による、世界で最も品質の高いサービスを提供する空港を発表する『エアポート・サービス・クオリティー・アワード2016』が行われ、韓国の仁川(インチョン)空港が4つの部門で受賞をしました。

仁川空港はアジア地区部門、年間4000万人以上利用の大型空港部門、地域規模統合、そして特別賞を受賞しています。仁川空港は2005年から12年連続で最優秀空港賞を受賞し続けており、世界的に見ても高いクオリティーを持った空港と言えます。そんな仁川空港を紹介します。(ちなみに仁川空港側は2018年からは仁川空港第2ターミナルの運営に集中するため、今後この評価に参加しないことを発表しています。)

仁川空港の基本情報

仁川空港がオープンしたのは2001年と、比較的新しい空港になります。新しい空港のため近代的なデザインがとても特徴的な空港で、地下1階から地上4階まである巨大施設です。

主に仁川空港は国際便が飛ぶ国際空港として設立されており、それまでは金浦空港が国際線も多く扱っていました。現在でも金浦空港からの国際便はありますが、仁川空港に比べて少し割高です。仁川空港はとても巨大で、様々な施設が充実しており、アジア最大級のハブ空港として知られています。

日本からソウル市内に行くにはソウル郊外にある金浦空港か、ソウル市内から少し離れた仁川空港を利用するのが通常です。金浦空港はソウルから近いですが、仁川空港はソウルから離れており、ソウル市内までリムジンバスで1時間から1時間半の距離です。

一見不便にも感じられますが、ソウル駅までは空港鉄道A’REXの直通列車でおよそ43分で到着します。空港鉄道A’REXの直通列車は全指定席でチケットの購入から車内でも日本語の案内があるためオススメです。

仁川空港の利用者

仁川国際空港公社が2017年12月の時点で年間の仁川空港の利用客が初めて6000万人を越えたと発表しました。前年の利用客である5777万人から241万5000人増えたこととなり、年末に向けて増える見込みです。2017年で利用客が6000万人を越えた空港は世界で7箇所しかないため、仁川空港は世界規模の大きさの空港と言えます。参考までに成田空港の利用者は2016年で年間3900万人です。

また利用者の中でも日本からの便の乗客が1153万人と最も多かったと明らかにしています。仁川空港では2016年7月から日本と韓国の便を大幅に増やしており、行き来が以前よりも便利になりました。

参考:http://news.donga.com/3/all/20171222/87862579/1
参考:https://www.naa.jp/jp/airport/unyou.html

仁川空港のスマート化

仁川空港は最近ではロボットの導入や24時間対応化やチェックインカウンターのスマート化など、次々にインフラの整備が進んでおり、今後もどんどん便利になることが予想されています。

ロボットの導入

仁川空港は空港のスマート化の1つとして現在ロボットの導入に力を入れています。LGのロボットが試験的に導入されており、韓国語や英語はもちろん、中国語や日本語を理解できる音声認識型の案内ロボットが活躍しています。フライトスケジュールの案内や搭乗口までの案内まで行ってくれます。

ロボットを導入することで、海外からの利用客にも対応した多言語の案内を可能にしています。今後も荷物も運んでくれるようなロボットの導入なども検討されています。実際にスイスのジュネーブ空港ではSITA製の荷物ロボットLeoが働いています。荷物を運んでくれて搭乗券をスキャンすると搭乗ゲートや出発時刻まで表示してくれます。

仁川空港第2ターミナル

2018年1月18日にオープンする予定の仁川空港仁川空港第2旅客ターミナル。公開されているティザー映像でも分かる通り、利便性と緑を大切にした空港となっています。

出入国にかかる時間を自動搭乗手続きや自動で荷物を預けられるようなシステム、さらにゲートまで自動化が導入されています。第1ターミナルよりも利用者向けのインフラ整備が目立っており、大幅な時間短縮が期待されています。

仁川空港の便利施設

そんな仁川空港には様々な便利施設が存在します。乗り換えで仁川空港を利用する際にも仁川空港の便利施設を知っていれば時間を潰すのは苦痛ではありません。そんな仁川空港の便利施設を紹介します。

ラウンジ

空港といえばやはりラウンジです。特にLCCで渡航する際、早朝もしくは深夜便が多いため、休息を取るにピッタリです。旅客ターミナル乗り換え便利施設4階にあります。

이채원さん(@chaewon_kira)が投稿した写真

シャワー室

乗り換え便利施設4階中央ハーブラウンジの隣に設置されているシャワー室は、シャワー利用だけではなく、各種シャワー用品も使用可能です。

@xessenが投稿した写真

インターネットカフェ

空港で書類のコピーをしたい際は一般旅客ターミナル2階、免税旅客ターミナル3階にあるインターネットカフェが便利です。午前8時~午後10時まで利用可能で、コピーだけではなく、スキャンやプリントも可能です。ちょっとした仕事もここで可能です。

ランドリー

仁川空港にはなんと洗濯機もあります。服の破れ、汚れなど出国前に服にトラブルが生じた際には旅客ターミナル地下1階のハナ銀行向かい側にあるランドリーがおすすめです。『Up Clean air』という施設で24時間利用可能です。空港で洗濯というのはなかなか利用する機会がないかもしれませんが、空港のラウンジでシャツにコーヒーをこぼしてしまった際にもなんとかなりそうですね。

医療センター

渡航の際に体調に異常をきたすこともあると思います。その際は旅客ターミナル地下1階の医療センターが便利です。24時間年中無休のため、あらかじめ知っておくべきですね。

カプセルホテル

深夜便や飛行機の乗り換えによる待ち時間も多い仁川空港。2017年1月に仁川空港内にカプセルホテル『DARAKHYU』がオープンしました。仁川空港交通センターの1階に位置しています。日本でいうカプセルホテルというよりも簡易型のホテルに近く、最新設備が整っており、とても清潔でお洒落です。部屋数が限られているため宿泊には予約が必要です。

仁川空港だけでも十分楽しめる施設

仁川空港を利用して韓国に行く場合、ついついすぐにソウルに行ったり、帰りもギリギリまでソウルにいてから仁川空港を向かうことが多く、あまり空港自体を楽しむという概念がないかもしれませんが、このように仁川空港は利用者の満足度も高く、とてもクオリティーの高い施設です。24時間対応もされており、たとえ深夜であっても免税店で買い物も可能です。

またロボットの導入など最新の設備にも触れられる機会が多いです。ソウルでの観光に飽きたら、少し早めに空港に向かい、空港観光をするのも楽しいかもしれません。