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(2019/12/13 13:52 現在)

とても多いソウルのカフェ、その魅力や特徴、そして問題点


ソウルは非常にカフェが多い街として知られており、そんなソウルのカフェの便利な点や特徴を紹介します。

とにかくカフェが多い韓国

ソウルを歩いた方ならお気づきになるかと思いますが、ソウルはとにかくカフェが多いです。東京の比にならないくらい多く、少し歩いただけでもカフェが見つかります。カフェが潰れてはまた新しいカフェが同じ場所に建つことも多いです。

スターバックスの数はニューヨークを越して1位に

2014年のデータですが、世界的なコーヒーチェーン店で有名な『スターバックス』を世界の都市で比較すると、下記のようにニューヨークを越してソウルが世界で1番スターバックスが多いです。

1位:ソウル(284店舗)
2位:ニューヨーク(277店舗)
3位:上海(256店舗)

参考:http://www.koreadaily.com/news/read.asp?art_id=2567141

カフェチェーン店がとても多い韓国

もちろん韓国にはスターバックス以外にも数多くのチェーン店が存在し、『Caffe bene』『Angel in us』『TOM N TOMS』『Coffine Gurunaru』『The Coffee Bean』『Pascucci』…など数多くのチェーン店があります。2011年のデータですが、29のチェーン店だけでソウルのカフェの店舗数は2170店舗と発表されています。この他にも個人経営のカフェが数多く存在するためとても多いことになります。

参考:http://www.yonhapnews.co.kr/medialabs/special/coffee/cmenu.html

減少するチキン店と増加し続けるカフェ店

韓国では日本よりもチキン店が多く、チキン大国として知られており、韓国といったらチキンというイメージを持つ方も多いと思います。しかし最近韓国では2016年に比べてチキン店が減少したことが発表されました。ソウル市内のチキン店が2016年7503軒に対し、200軒以上減少し、一方カフェ店は1万6900軒から1506店舗も増加したことが発表されました。

参考:http://news.kmib.co.kr/article/view.asp?arcid=0923716949

韓国のカフェの特徴

このようにソウルではカフェに需要があるとともに、かなりの激戦区でもあるため、メニューやサービスで差別化を試みたり、使い勝手が良いカフェやオシャレで変わったカフェなどが好まれます。

Wi-Fi、コンセントが利用可能。24時間営業も

すべての店舗ではないですが、多くのカフェが無料でWi-Fiを提供しています。パスワードが必要な場合もありますが、お店の壁やテーブル、またはレシートにパスワードが記載されていることが多いです。そのためスマホユーザーの旅行者にとってはかなりありがたいものです。

また、Wi-Fiと同時にコンセントを自由に使えるカフェも多いです。各テーブルに配備されていることも多く、スマホを充電しにカフェに立ち寄る人も多いです。

作業スペースとして利用

このようにソウルは24時間営業でWi-Fiや電源が使えるため、単にコーヒーを飲むだけではなく、勉強や仕事に集中する作業スペースとして利用する人が非常に多いです。

日本ではコワーキングスペース(共同のレンタルオフィス)が増えて来ていますが、ソウルの場合、カフェがその役割を補う程便利です。コーヒ-1杯で数時間いれる雰囲気のところが多く、グループで勉強をしている学生や、PCで作業をする人も多いです。

終電を逃した際に待機する場所として利用

日本では終電をやり過ごした際、ネカフェに足を運ぶ人も多いですが、韓国ではカフェを利用することも多いです。そのため深夜のカフェは友達と会話をしている人達、仕事や勉強をする人、居眠りをする人…など様々な人達がいます。

ちなみに日本ではネットカフェは簡易ホテルのような目的で利用する人も多いですが、韓国でネットカフェというとゲームに特化したパソコンが置いてある施設を指し、カフェとは程遠いイメージの場所です。

長時間利用に対して懸念も

しかし一方でカフェに何時間も居座る人達が最近韓国では問題となっています。韓国では『カフェ(카페/カペ)で勉強(공부/コンブ)をする人達』を略して『カゴン族/카공족』と呼ばれており、そのような人達をどう思うのか様々な意見があるようです。参考までに韓国のコミュニティーサイトNATE Qで以前行われた『カゴン族をどう思うか?』というアンケートに77%(13,179票)が「迷惑だ」と答えています。

参考:http://comm.news.nate.com/nateq?poll_sq=22426

勉強を禁止するカフェも

このような長時間居座るカゴン族のせいで、受験シーズンに入るとカフェの売上高が30%も低下したと明かすカフェの経営者もおり、苦肉の策として「読書・コンピュータ・勉強禁止」、「長時間の勉強は図書館を利用してみてはいかがでしょうか?」と張り紙を貼るカフェのもあるようです。特に個人経営のカフェ経営者にとっては死活問題となります。

カフェ利用者の立場としても、どこまでが長時間の利用にあたるのか、その判断が人によって認識が異なるため難しい問題ではあります。

大手のカフェ側のInstagramを見ると…

しかし大手のカフェ側の公式Instagramでは明らかにカフェで作業をしていることを思わせる投稿も多く、カフェで勉強することやPCを広げること自体を否定はしていないようです。

카페베네 공식 인스타그램さん(@caffebene_official)がシェアした投稿

커핀그루나루 공식 계정입니다.さん(@coffine_gurunaru)がシェアした投稿

前述の通り、韓国の多くのカフェは自由に使えるコンセントやWi-Fiも設置してあり、24時間営業も多いため、ある程度長時間を使うことを想定しているとも考えられます。しかしあくまで大手のカフェだからできることであり、個人経営のカフェ含めすべてのカフェがこのように長時間居座ってほしいと考えている訳ではないことを意識しなければいけません。

長時間居座れるカフェ

このようにカフェに長く居座る人達が問題となっており、カフェ利用の再認識が進んでいる中、最近では勉強や仕事をする人達のカフェも増えてきています。そのようなカフェは韓国では『スタディカフェ(스터디 카페)』とカテゴライズされており、細かいことを気にせず長時間居座りたい時に最適なカフェです。そのようなカフェをいくつか紹介します。価格やサービス、営業時間などは変動する可能性があるため、HPで確認しましょう。

MAYISLAND(메이아일랜드)

カンナムとアックジョンの2店舗があり、日本でいうコワーキングスペースのような環境です。1人1杯で5時間利用可能で、2店舗とも2階にフロアが別れており、下階は会話可能ですが、上階は禁止となっています。ライブラリールームやアカデミー(セミナーなど)も運営しており、様々なイベントがある他、飛行機をモチーフにした座席も特徴的です。

메이아일랜드_취미 큐레이션 커머스さん(@mayisland_official)がシェアした投稿

ホームページ:http://mayislandacademy.cafe24.com/index.html

LIKE A LAB

シンチョン(新村)に位置するカフェで、Instagramやサイトのプロフィールにも書いてある通り、勉強を推奨しているカフェです。1人飲み物1オーダーで3時間まで利用可能で、3時間以降は1時間あたり1500ウォン~(部屋による)で利用可能です。オープンは9時からで23時に閉まります。

라이크어랩さん(@likealab)がシェアした投稿

飲料のほか、サンドイッチやマフィンなども販売されています。ブランケットや電気スタンドの貸し出しやロッカールームも月額で利用できるなど便利なカフェです。

住所:서울 마포구 신촌로 160 서희스타힐스 지하1층 101호

この他にも『スタディーカフェ(스터디 카페)』で検索をすると様々なカフェが見つかるので、自分に合ったカフェを見つけましょう。

このように韓国のカフェ、特にソウルでは日本よりも非常に多くのカフェが存在するカフェ激戦地でもあります。また日本とは異なり、Wi-Fiや電源が使えるカフェがほとんどで、24時間オープンしているところも珍しくありません。

確かにカフェでないと勉強や仕事ができないという人は多く存在します。しかしやはり韓国でもカフェに長時間滞在することに対し、否定的な意見も少なくはなく、賛否があるところです。そのため忙しい時間は避ける、長時間を居座る場合は定期的に注文するなどの配慮が必要かもしれません。